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弊社の工場見学

本業が忙しくなかなか石のキャンバスに向かえません
ということはこのブログもなかなか更新できないということで…

お茶を濁すようですが
本日は弊社(八千代技研)の工場内=家の中をチラりとご紹介します

流行の「工場見学」ですねん^^

今や画像や音のメディアもいらなくなった時代なのでCDやDVDはもちろんビデオテープやカセットテープなどこの世から消えているとお感じになる方も多いと思います。

ところがどっこい!!
カセットもビデオもまだまだ需要があってなかなか手に入らず困っていらっしゃる方も大勢なのですよ^^
そんな方々の為に今でも弊社は頑張らせて頂いています

コレは「カセットデュプリケータ」という機械で4ch同時に64倍速で録音できる機械です
カセットテープのパンケーキがセットされています

DSC_0124.jpg

次はマスターテープ再生用のスチューダーです


DSC_0130.jpg


コレが例のテラリングマシーンと呼んでいたものですが正しくは「カセットローダー」と言います
デュプリケーターで録音したパンケーキをセットして「C-0」と呼ばれている空のカセットケースに巻き込んでいく機械です
右端に半分見えるのは「ビデオローダー」です。


DSC_0137.jpg

他にも大量のカセットやビデオの音や映像を一瞬で消去する「バルクイレーサー」などもあったりします。

アナログの大きな機械たちですが
この機械たちを長年たった一人で修理し
改造を加えて動かし続けてきたのは我がオット、カール君であります
部品がもう製造されていないものは自分で作っています

ハイッ!ここでパチパチパチパチ。。。(笑)

私たちにとっては家族のようなこの機械たちが大きな音で元気よく動いてくれると本当に幸せを感じます
でも、三男が小学生の時には
『ウチは機械の音がうるさくて勉強できる環境じゃないんです!!』とほざき
宿題をさぼり
挙げ句のはては土曜日の午後も学校で居残り宿題をやっていたという過去もあります(笑)

家が工場というのも片付かずインテリアなど考えることもできず
女性にとっては悲しいものがありますが
コレで食ってる限りは仕方ないことと受けとめています

(有)八千代技研33年の歴史と共にもう少し頑張ります

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おぉおおぉぉぉ~

そこそこにデジタル世代な上
専門学校ではMac内で音楽を創る学科専攻でしたが

それ故?アナログのスバラシさに惹かれる30代半ばです(笑

テープは単に録音→再生して聴くだけではなく
過去にはその構造を利用して、これまたスバラシイ音を奏でる
メロトロンなる鍵盤楽器があったりとか
テープ録音に限界があるが故に生まれる、
レコーディング時の異常な緊張感が込められた音楽とか。
(これはホントにすごい。緊張と究極の選択の連続です・笑)

眼に見える便利さと引き換えに
脳や空気や感覚で感じる、見えない「何か」が
デジタル化と同時に、どんどん失われつつあるなー…なんて
最近、ちょこっと寂しかったりもしますが(´;ω;`)

テープ万歳!!アナログ万歳!!!

ホント、こういったお話には喜びを隠せませんです(*´∇`*)
こっそりと応援しております。
今後ともぜひぜひ、がんばってくださいっっっ!!

Re: おぉおおぉぉぉ~

>makiさん

応援有難うございます
とても嬉しいです(^▽^)

私は技術的なことは何も分からず、経理と仕上げと出荷担当ですが
カール君は好きでこの道に入った人間ですからアナログの話を始めたらとまらなくなります

CDやDVDはONかOFFしかありませんが
テープに保存したものは劣化していてもなんとか再生出来たりするので保存媒体としても向いていると思います
音楽だけでなく講演などでもちゅるちゅるっと巻き戻し必要な部位がすぐに再生できるというのも中高年には良いですよね~♪
先日は電話で山菜取りの熊除けに”エンドレスカセットテープ”を使うというお客様と話が盛り上がってしまいました

収録なども以前とは大分様子が変わりあの頃のぴりぴりと張り詰めた緊張感は今はないのでしょうね?!
良いとこ取りが簡単にできる世の中ですものね

仰るとおり便利さと引き換えに何かを失っているのかもしれません…

アナログ時代の記念として
マイクロカセット等はペンダントにしたりピアスにしたら素敵かもしれません(笑)
プロフィール

錦庵

Author:錦庵
こんにちは!錦庵と申します
この度は当ブログをご覧頂きありがとうございます

4人の子供が独立したことを機に長年の夢であった
レンタルボックス「月箱」を2006年10月に渋谷にオープン致しました
http://www.tsukibaco.com/
そこには総数1100名以上の作家さんが全国から集い
私自身も大きな刺激を受けました

元々何かを作ることは大好きでしたので当初は石に千代紙や布を貼りペーパーウェイトを作っていましたが…
2009年3月愛猫(15歳)が体調を崩し動揺する心の中で
せめて石にこの子の姿を残しておこう!と作ったのが”石猫”の始まりです

幸い石猫に描いてから愛猫はすっかり元気になり家の中でスキップしています(笑)

極小の「じゃりにゃんこ」を含め現在に至るまで900匹以上の石猫を製作し、ほとんどの石猫が嫁ぎ皆様に愛されています



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オーダーも常時承っています。
ご希望の方はお気軽に
下記までメッセージをお願い致します。


nishiki@tsukibaco.com


詳細につきましては御相談にも応じます。

また、オーダー頂いた作品につきましては当ブログや作品紹介帳などでご紹介させて頂きますのでご了承ください。

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通常販売は「月箱」と中山法華経寺参道にある「カフェ楽舎」のみですが東京ビッグサイトで年二回開催されます「デザインフェスタ」にも出展しています

これからも石というキャンバスの可能性を更に追求していきたいと思っています

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この世の全てのものに命があることを愛しく感じます

たとえそれが土に埋もれた小さな石でも。。。

★河原の石とて夢を見る、路傍の石とてもの想う★

名づけて 『夢想石』

只今「流水の錦」シリーズ&「石猫」「じゃりねこ」シリーズ展開しています

今後ともどうぞ宜しくお願い致します

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